高齢者施設では毎日おやつの時間がありどのようなお菓子を提供されているかを調べたところ、食材会社や給食会社、近隣のお菓子屋さん、職員様がスーパーやコンビニで調達されるケースが多く、10~20種類ほどのお菓子をローテーションで提供されている現状でした。
又、職員さんが自ら購入しているケースでは、小売店の店頭にある限られた種類のおやつしか手当出来ていません。又、職員の肉体的な労力もかなりあること、さらに予算に合ったお菓子を検討、選択する時間的にも精神的な負担は大きく感られました。
本来お菓子の持つ魅力は多品種で季節感が感じられ、楽しく嬉しい存在であるはずがそうではありませんでした。
どうにかお菓子を生業とする我々がお手伝い出来ることはないか、お菓子本来の持つ力を存分に発揮して3時のおやつの時間をもっと楽しみに待てる時間にできないか、試行錯誤を繰り返し高齢者施設様に意見を頂き一緒に作り上げて来ました。
多くの施設に知って頂き職員さんが手間をかけているお菓子のメニュー立案や調達から解放され本業の介護に集中できるよう、裏方のお手伝いが出来る事を願って活動しています。